平成29年 東光寺”施食会”のお知らせ
東光寺では毎年8月20日に、お寺で恒期法要(ごうきほうよう)として施食会を行っております
恒期法要(ごうきほうよう)とは、長い間にわたって行われている物事で、当山の施食会は現住職鈴木方一が住職の任命を受けてから約30年間に渡って開催されている法要です
施食会とは・・?
仏教の世界には六道といわれる「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」の六つの世界があります。
この六道の一つである餓鬼道(がきどう)に堕ちて苦しんでいる無縁仏様を供養する法要が施食会です。多くのお寺では、百カ日法要や、ご先祖さまの霊を供養するお盆に行なわれますが、お彼岸や年回法要などにも行なわれます。
曹洞宗をはじめとする禅宗では、「生飯(さば)」という施食作法があり、これは食事のときに七粒ほどの米粒を供養するもので、これにより供養されない亡者(もうじゃ)や、生前に犯した罪によって飢え苦しむ餓鬼道に堕ちた仏様に施す作法なのです。
施食会にて読まれるお経は「甘露門」です。
全体は「奉請(ぶしょう)」「発願(ほつがん)」「施食(せじき)」「見仏(けんぶつ)」「発心(ほっしん)」「回向(えこう)」の組み立てになっています。そのなかに、真言(陀羅尼「発菩提心真言」「大宝楼閣善住秘密根本陀羅尼」などが加えられ、施食会をより厳(おごそ)かなものにしていったと考えられます。
<曹洞宗教化センターより>
法要当日は近くのご寺院さんや縁のあるお寺の僧侶が集まり、10名以上の僧侶で本堂で法要が行われ
読経後の回向では、受付した方々のご戒名や家の名前を住職が読み込みして供養をします
8月20日(日)
午後1時より 受付開始
午後2時 法要打チ出シ
回向料 2,000円
となっております。
2年以内に49日を終えられた方々には”6月の東光寺だより”に同封してご戒名とともにご案内申し上げておりますが、新盆を迎える方はもちろんのこと、当山唯一の恒期法要のためどなたでも参加していただければと思います
当日は、回向料2,000円をお持ちの上、余裕をもって20-15分くらい前にお寺にきてください。受付に護持会の方がいらっしゃいますので、ご当家のご戒名(メモして持ってきていただければと思いいます)を回向帳に書いていただく流れとなっております
施食会はお盆を締めくくる大事な行持です。どうぞよろしくお願いいたします
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