【書籍紹介】職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術: ムダに「反応しない」。ムダに「争わない」。 <後藤千絵(著) (2023/3/9)>
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ムダに「反応しない」ムダに「争わない」ー これが「言葉の護身術」の極意です
カチンとくる一言、高圧的なもの言い、陰湿な嫌がらせ……。
どんな職場にも「嫌な人」が必ず1人や2人はいるものです。
本書では、そんな「嫌な人」から自分を守る「言葉の護身術」を紹介します!
基本スタンスは、ムダに「反応しない」。ムダに「争わない」――。
相手と正面からぶつかるのではなく、相手の攻撃をかわしたり、相手の力を利用して反撃する賢いテクニックです。
KindlePrimeのランキングにはいっていて興味を惹く題名だったので読了
お寺の僧侶だと家族経営のようなところが多く、大きい会社のように職場の人間関係のストレスというのはあまり感じませんが、世間ではそういった相談やアドバイスを求める声が多いそうです
檀信徒の方やお参りに来られた方からそういった声を伺うこともたまにあり
本書はストレートすぎる題名で、内容は悪意のあるなしに関わらずそういったストレスから自分を守るための指南書といった立ち位置
嫌な人=ストレスを与えてくる人を分類わけしているという見方が面白いですね
①自己正当化タイプ
②自己中タイプ
③かまってちゃんタイプ
④八つ当たりタイプ
⑤完璧主義者タイプ
⑥嫉妬メラメラタイプ
⑦サディストタイプ
上の7つに区分して嫌な気持ちになる具体例とその対処をまとめられています、その触りがこちら↓
・論点をずらす
・あえて沈黙する
・あっさり認めてしまう
・承認欲求の強い人には教えを乞う
・ポーカーフェイスで聞き流す
・同調するフリをして受け流す
書中に出てくる具体例というのがかなり現実に即したようなものが多く「あるーあるー」と思うとともに、どの職場の人も大変だなぁと感じます
純粋に読み物としても面白い一冊でした
最後にお寺のブログらしくお釈迦さまの言葉から
『ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)』中村元訳 岩波文庫 第8章 ことば より
愚かにも、悪しき見解にしたがって、真理に従って生きる真人・聖者たちの教を罵(ののし)るならば、その人には悪い報いが熟する。――棘のある芦(あし)はのびて節が熟すると自分自身が滅びてしまうようなものである。
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