【書籍紹介】まずは小さくはじめてみる 単行本 <大木 浩士 (著) (2022/12/13)>


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最初に踏み出すべきは、<小さな一歩>です。できて当たり前の簡単なことからはじめてみるのです。





まずは小さく始めてみるという題名が気になってKindle primeで発見して読んでみました




誰かにやれと言われたことではなく、自分の意志ではじめる何か。これまでの経験を活かす取り組みや、大切な人の課題解決につながる活動など。そんな動きを始める時、あなたという個人に<旗>が立ちます。




私もスロースターターというかさぼりやといいますか・・・自分の中でできもしない壮大な目標を立てては結局その目標自体に押しつぶされるような形で三日坊主を続けてきました



本書は、簡単にできることから始めることによってコツコツと目標達成を目指す具体的に示している書籍です




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書籍の中では「小さくはじめる」ための指針や留意点がチャプターごとに解説されているのですが、その中で気になったものをまとめてコメントしていきたいと思います








◯思い立ったその瞬間に、小さく動きをつくること。望む成果に向けて小さな一歩を踏み出すこと

→私のように壮大な目標を建てがちな人にとって大事な動きかと思います。まずは題名を付けたワードファイルを作ったり、できることをまとめるのがいいですね



◯「人に意思決定と行動の自由が与えられているのは今という瞬間だけ」

→将来に計画を先延ばしにしすぎて熱量がなくなってしまうというのはとてもよく実感します。未来に意思決定と手間のかかる行動を委託するのは悪手だと思いながらそれを繰り返してしまいます



◯100のことを実現したいなら、まず意識を向けるべきは「0を1にすること」です。ここからすべてが始まる

→崇高な目標だけたてて結局一夜漬けになってしまうことが良くありました。とりあえず「0→1」の状況を保てないと途中から続けるのが物凄い億劫になってしまいます



◯できて当たり前のことから動いてみる

→これがなかなか難しいところだと思います、宿題最終日に提出人間からすると、無駄な自信だけあって自分ができそうなことを後回しにしてしまうんですよ



◯まずは小さく試作品をつくり「やっている」をつくる

→「やっているをつくる」というのが物事を継続するのにとても大切だと感じます。レジュームしやすい環境を自分から作らないとモチベーションを維持するのが難しいです



◯まずは解決可能な簡単な課題に焦点を当てる

→大きなやるべきことに着手を初めてようとして、いざ時間が無くなるとそのまえにやらなければいけないことが山積みになって身動きがとれなくなるというのはよくあります。

たとえば長期の研修に行くときには、「旅行カバンに準備できるものから詰めていく」などさもないことですが、すぐに動けることからやっていくと将来の自分を助けてくれると実感します



◯すぐ次の動きをつくる

→燃え尽き症候群に対する対策になります。再現性のある行動の連続性のループが調うのが理想だと思います



◯結果は遅れてやってくる

→特に大人になってから何かするのはこれが大変なんですよね。フィードバックや成果が目に見えないものを継続するのは特に難儀です







千里の道も1歩からといいますが、まずは自分が実現可能で継続できるような環境を作らなければ絵に描いた餅になってしまいますね


大事を成し遂げる人は継続する意思と環境づくりをされているのだと思います



本書はとても読みやすく具体性があるオススメの一冊




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