鉢植えの中にミミズを入れるのが良くない理由
ミミズが好きな人はいますか?
わたしも得意ではなくて手で直接触れないこともないんですがちょっと遠慮したいところです
うにょうにょしたフォルムとうごめく姿は苦手な人の方が多いでしょう
しかし最近の環境に関わる世間の意識の変化やSDGsの観点などから
その土壌改良とエコフレンドリーな生体によって見直されてきた存在であると感じます
わたしもお寺の植栽管理をしたりコンポストを使うようになって少しづつ苦手意識がなくなってきました
今回の記事はミミズを鉢植えにいれることの可否について
自分でわざわざ買ってきて入れる人はいないと思いますが、草むしりをして見つけたミミズを鉢植えの中に入れる人は結構いるそうです
わたしも植え替えの際はコンポストでできた土にミミズがいっぱいいるのでそのまま鉢植えやプランターにいれていました
土を良くしてくれるというイメージがあるからなんですね
進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を”破壊している”と判明<外部リンク:ミミズの写真があるので苦手な方は注意です>
しかしアメリカでは日本から来たミミズが問題になっている記事をみて考えを見直しました
実際に日本のような山林が多く絶えず有機物が供給されるところでは土を耕す存在ですが
アメリカのような落ち葉が少ない環境では地表を裸にしてしまう害虫として扱われているそうなのです
調べてみたところ・・・
鉢の中のミミズは要注意<個人ブログ:蝴蝶の夢さん>
鉢の中にいるミミズは害虫だった!駆除する理由と対策<外部リンク:かごんまのこ>
7号の植木鉢にミミズを入れたら土はよくなりますか?<外部リンク:Yahoo知恵袋>
鉢植えの中では、先に書いたアメリカの場合のようによくない影響があるそうです。畑や露地栽培の部分だといい影響があるのは間違いないところなのですが、有機物の供給が限られる鉢植え中では、せっかく与えた肥料が鼻にいきわたる前に分解してしまったり、土壌を空洞化させてしまったり悪影響の方が多いようです
めんどくさがりな私は鉢植えよりも露地栽培が好きなのですが、コンポストでできた土を鉢植えに使う場合は土ふるいを使った方がいいと感じました
北国で母の日のカーネーションを延命させる方法
こちらの記事ではカーネーションの鉢植えのほとんどをミミズ入りのコンポストの土でやってしまいましたが
夏に日当たりのいい場所においておくと勝手にミミズが耐えきれなくなってでてくるので(目視確認済み)
そこまで神経質に気にする必要もないのかなぁと感じました
- Related Entries
-
-
油かすを利用した液体肥料DIY②<発酵完了・施肥>(完) Jul. 30 2023
-
地面に直接挿し木したアジサイの様子 Sep. 17 2018
-
アナベルの支柱たてーエレーベーター方式の支柱で問題解決ー その2(完) Jul. 06 2023
-
スズラン(鈴蘭)花終わり後のお手入れと増やし方の謎 Sep. 24 2023
-
アジサイの挿し芽はこんなかんじで Sep. 16 2022
-
開山墓裏にアナベルを植えました Sep. 14 2022
-
北国で母の日のカーネーションを延命させる方法 Oct. 10 2023
-