【書籍紹介】寺院トラブル解決集 <寺院法律問題研究会著(1992/1/1)>

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現代社会においては、宗教活動といえども一般社会のルールである法律を無視しては成り立ちません。寺院運営の日常から、動産・不動産などの資産的なものに至るまで、広範囲に影響を受けています




秋田県宗務所より借りてきた本



30年前の本ですがこの系統の専門的なものはなかなか重い腰があがらず読む気力がおきないところを頑張って読了



どうも法律特有の言い回しにアレルギーがなくならないのですが、宗教法人法と墓地埋葬法くらいは概要を理解したい方がいいと思っています




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書籍の内容は、章ごとに「第一章:住職と信徒」「第二章:宗教団体・活動」「第三章:墓地・埋葬」「第四章:財産」「第五章:不動産」


となっており、トラブルと法的解釈のモデルケースがQ&Aの形式でボリューミーにまとめられています



法律関係の書籍は中々読みづらいものが多いですが、その中ではかなり読みやすい部類かと





法は、私たちの社会において「社会統制機能」「活動促進機能」「紛争解決機能」「資 源配分機能」といった役割を担っています。 これらの役割のうち、国家の役割が拡大するにつ れて、限られた資源や財、サービスの配分や社会経済政策を遂行するための役割である資源配 分の機能をもつ法が増えてきています。(NHKより)



法律の意義は↑のようなものだと思っていますが、こういった事例を勉強すると、客観的な視点では正当性が一方にあるようでも、法律に則るとほかの方が正しいとされる場合も散見されます




仁井田の東光寺は貸し出しているような不動産や土地もないので、巨大なご寺院さんにくらべると悩みは少ないところなのですが

僧侶側もある程度の知識を有していないとなにかあったときに困ると思うので勉強あるのみです





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