お墓に塔婆を固定する際はあんまりキツくしないでもらえると助かります ー古い塔婆はどうなっていくのかー


お盆やお彼岸のまえなど


1年に何度か境内と、少し離れたところにある東光寺霊園の古くなったお塔婆を回収しにいくのですが



たまに塔婆立てにお塔婆をギチギチに針金やロープなどで固定している方がいらっしゃいます





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これについては施主家様ごとにいろいろな意見があり




「ちょっと古くなった塔婆は汚い感じがするのですぐ下げて欲しい!」




という声を伺うこともあれば




「せっかく立てたお塔婆だからずっと立てておきたい!下げないでほしい」




という両方の声を伺います



どちらの方の気持ちも分かるので、針金やロープ等で固定しているお墓のは意図的にあまり回収しないようにしています




ただ、お願いなのですが固定されている方は本当に頑張っても取れないようには固定しないでいただきたいです





経年劣化し風化しはじめた塔婆

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お塔婆は木でできているものなのでどうしても屋外にあるお墓ですと風雪による経年劣化は避けられません


少しずつ表面が削られて字が読めないほどになっていきます(副住職はご戒名が読めなくなったくらいのお塔婆を回収しています)





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だいたい経年劣化して弱くなったところが横支柱のところで折れます

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さらに経年劣化が進むとお塔婆の木質がどんどんスカスカになってい折れてしまいます




この段階になると頭初あった重みもなくなっているので、風に吹き飛ばされて通路に飛んでいったり、他のおうちの区画に飛んでいったりしてしまいます




みなさまが気持ちよくお参りできる墓地の景観維持のためどうぞみなさまご協力のほどよろしくお願いいたします

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