令和5年3月の山門掲示板「体を真っすぐにして息を調えて坐れば心も真っすぐ素直になるこれが幸せになることなんだ」
春のお彼岸がある3月は永平寺七十八世貫主を勤められた宮崎奕保禅師の言葉から
坐禅に対する解説の本は昔から今まで多数ありますが、宮崎禅師のこの言葉はとても分かりやすく暖かみがあって好きな言葉です
永平寺78世 宮崎奕保禅師
宮崎禅師は幼いときにお母さんと生き別れ、お父さんも病気で亡くされ
わずか11歳のときに縁があってお寺で生活して僧侶になりました
兵庫県加古川市の福田寺に住み込みで修行し、大学卒業後、住職となりながら僧侶の生活をしてながらお役目につかれ、ついに大本山永平寺の貫主となります
その生涯をとおして禅戒一如の教えを伝えられたのです
禅宗において、坐禅と戒法(禅戒)とは名前や本来の機能が異なっていても一体であるという説。とくに江戸期の日本曹洞宗で強調され、その後、明治時代の『修証義』編纂時にも再度強調された。現在では「教義」の中に入る用語である。なお、同様の表現として「禅戒一致」や「禅戒不二」などがある。 ー つれつれwikiより
まえはNHKスペシャルで2004年に放送された「永平寺 104歳の禅師」の動画がYOUTUBEにあった気がしますがなくなっていました
どうぞ春彼岸のこの時節に禅師のお言葉を味わっていただければ幸いです
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