【書籍紹介】図解 早わかり! 道元と曹洞宗:一行三昧──ムダに考えない。ただ坐る<中野東禅著・三笠書房 (2014/4/21)>


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道元と曹洞宗 ー 心が円くなり、人が磨かれる本



著書も多い中野東禅老師の図解で分かりやすさを求めた曹洞宗の入門書籍


紙で本を買っていると、特に仏教書はどんどん増えていってキリがないので、最近はKindle unlimitedのセールを利用して電子書籍で読書することも多いです


こちらはKindle unlimitedの対象ということもあり(実質無料)、試験もあったりして勉強しなおそうということで読了しました



著者・中野東禅老師

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曹洞宗が日本に伝わった時代背景や、奈良仏教があるのにもかかわらずなぜ道元禅師が比叡山を後にし中国へ留学までしたのかなど、なかなか端的に言葉だけでお伝えするのは難しいところです。

本書は随所に渡ってイラスト付きで解説しているところが良点です。



書籍のイラストをここにはるのはルール違反なので貼れませんが、曹洞宗という名称の起源と歴史や、禅宗の違いなど、皆さんからよく聞かれることもとても分かりやすく解説されているとともに

ちょっと現代では触れられにくい道元禅師没後の永平寺50年論争(三大相論)にも触れているのがとてもフラット


後半では江戸時代の禅僧にも詳しく触れていて、曹洞宗について分かりやすく深く書かれている書籍です。おすすめです


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”坐禅を「お釈迦様のさとりの追体験」と考え、重視するのが「禅宗」という仏教宗派の特徴です”


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