お寺のお参り用 手桶DIY その2(手桶への文字書きと後処理)
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前回記事から引き続き東光寺霊園で使う手桶のDIY
今回はまっさらなプラスチック手桶にお寺の名前と並べてもらうための番号を書いていきます
外で使うもので保管も完全な外なので耐久性が必要だと考えました
こんな感じで送られてきました
上の写真がまっさらな状態の物。外の保管なのでどうしても経年劣化はしてしまうとおもいますが、八木研さんの手桶は厚みもしっかりあって耐久性はありそうです
表面は木目をイメージした凸凹仕様かつざらざらしているので塗料はのりやすいように思えました
業者にプリントを発注すると1つにつき1,500~2,000円の料金がかかるのは曲面ゆえ仕方ないとは思いますが、コストオーバーなので今回は自力で頑張ります
★準備したもの★
新たなに準備したものは近くのホームセンターでアサヒ製の外壁用塗料。以前別色を使った経験があり使用感、耐久性には問題なし。外壁用かつプラスチック対応が決め手。5Lの大缶で3,000円ほど
下のアクリルスプレーは乾燥後の文字にかけるトップコートとして、こちらはセールで販売されており一本298円でした
こちらは元からお寺にあったもの。薄め液は以前作業した残りがありました
文字書き用の筆はシンナーで洗うことになるので筆にいいはずもなく、くたびれたものを選びました
★作業の様子★
全部で20個購入した手桶には寺院名と番号を順番にかいていくことに
霊園に置くものなのでおしゃれかつ会話のタネになるかと思い、本当は書いているうちにテンションがあがってしまい番号は旧字で書きました
壱、弐、参あたりは分かりますが
肆=四(4) 陸=六(6) 捌=八(8) 玖=九(9)
あたりは非常にわかりにくですね()
14です・・・
上の写真は1回目の文字書き。凹凸が塗料を捉えてそうな気配がしますがインクがのらないでかすれる部分もあり
塗料は書きにくいときはシンナーで薄めながら、薄めすぎると垂れたり耐久性が落ちるので難しいところです
溶剤は速乾性で書いているうちにどんどん乾いていってしまうので時間との勝負になっていたため作業中の写真は撮れませんでした
当たり前のことですが、ケミカルな匂いが充満してくるので屋内で作業するときは換気をしっかりしましょう
乾燥の様子
一度書きでは塗料がのらない部分があったりするので、耐久性を増すためにしっかり乾燥させます
夏季は3~4時間の乾燥時間が推奨とのことでしたが念のために倍の6時間ほど乾燥時間をとりました
乾燥後はふたたび文字をなぞるように塗料を塗り一夜乾燥させました
翌日は快晴だったためお墓の上で乾燥させながら文字部分にアクリルクリアスプレーでトップコート塗装
イメージとしては文字の上に膜を張るような感覚です
念のために1~2時間の乾燥をはさみながら3度トップコート作業をしました
外注ですと作業時間が限られているので工程が省略されることもありますが、DIYですとたっぷり時間をかけられるのはいい点ですね
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