まな板をかんなで削り直ししてみました -準備編-
- CATEGORY作務(お寺のDIY)
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まな板が汚いです・・・
こちら秋田市仁井田にある東光寺というお寺のホームページですが
今回と次回は作務の一環として ”まな板の削りだし” を頑張りたいと思います
一見、お寺とは関係ないようですが、禅僧の修行には「典座寮」といった料理を担当する部門もありますし
物を手入れしながら長くつかっていくことはとても大事な修行です
私はかんなを使ってまな板を削りなおしたことはありませんが、今回初トライということで頑張ってみたいと思います
また板の現状
側面写真
お目汚しスイマセン・・・
普段よく使っているものですが、カメラで接写してみると細かい包丁傷や出刃包丁でついたような大きな傷がきになります
木製のまな板はある程度しょうがない部分はありますが、どうしても傷に汚れがしみこんで汚らしい感じになってしまいますね
特にカボチャや骨などの固いものを切ったときについた傷はダメージが大きそうです
最近はゴム製やプラスチックのまな板もありますが、使用感や包み込むような感触は木製の方が好みです
以前NHKの番組でうなぎ料亭の特集をやっておりまして、厨房でとても薄いまな板が映されていました
そのまな板はもともとは10㎝くらいのとても厚いまな板だったらしいのですが、代々の店主さんが汚れるたびにかんなをかけて手入れした末にどんどん薄くなっていったようです
それが今回の挑戦のキッカケですね
今回は書籍やネットの記事などから道具を準備しました
準備するもの
汚いまな板
いつもお寺でつかっているものです、上の側面の写真を見てもらうと分かるように外部の方に頼んで何度かかんなをかけて薄くなっています
それでもまだかんなをかける余地はありそうなところ
私の記憶ではまな板を買い替えた記憶がないので、いにしえから伝わるまな板です
お寺ではなにかの頂きもののまな板がほかにもあったので失敗を恐れず頑張ってみたいと思います
60mm台付きかんな@3,980円
お寺の後ろにあるコメリ仁井田南店にて購入
すでにあるのはプラモデル用のミニかんなしかなかったため、ある程度幅の広いかんなを購入しました
ちょっとお高いですが他にも使い道がありそうなので大事につかっていきたいところ
ハンマー or 金槌
かんなの刃を調整するためにつかいます
こちらはすでに工具箱に入っていたもの、左に映っている変わった形状のものは下側が金槌代わりに、上側がひっぺがすのに使える優れものです
軍手
かんなには鋭い刃がついているので軍手をして作業することにします
安全管理は何事に対してもとても大事
今回準備したのは以上です
「かんな」以外はどこのご家庭にもあるものではないでしょうか?
次回は実際にまな板を削りだした工程と注意点をご紹介したいと思います
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