鉢植えと専用土を使ったアジサイの挿し芽
地面に直接挿し木したアジサイの様子
先日の記事でかきましたが、来年のために完全に寒くなる前にアジサイの挿し芽をしてみました
時間と道具不足の都合上、実験も兼ねて直接地面に挿したところ定着率は1か月後で40%というところ
敷地内にアジサイの大きな株がある方は花が終わってからの剪定も兼ねてこの方法でいいかもしれませんが現在お寺に大きなアジサイはありません
また好意でアジサイの枝をもらってきたので今度は定着率が上がることを期待して鉢植えに植えてみたいと思います
★用意したもの★
アジサイの枝(種類はわかりませんが白いアジサイです 頂き物)
さし芽種まきの土 323円@2L
陶器製の鉢(もとからあったもの)
1、挿し芽のカット&水あげ
アジサイの枝の元気な部分を10cm~15cmで調えて、1節目の葉は半分くらいにカットします
葉を大胆にカットする理由は余分な水分が蒸発するのを防ぐためです
私は以前素人考えで葉っぱがいっぱいついていた方が成長していくイメージがあったのでそのまま挿し芽をしたことがありますが見事に全滅しましたorz
根が出ていない状態で葉の部分が多いと、蒸発量が多すぎてすぐ葉っぱが茶色くなって枯れていきます(実体験)
この状態にしたアジサイはバケツなどにいれて1時間以上水あげしておきます
2、鉢と用土の準備
Amazonで買った挿し芽用の土です
挿し芽には専用の用土や赤土が推奨されていますが、どちらも水はけがよく大きい粒でサラサラしていて茎から新しい根が張り巡らされやすいようになっているかと
根が張る前は肥料やほかの成分は根腐れの原因となってしまう為、プレーンな土がおすすめされているのですが、2Lだと鉢植え3個でも全然足りませんでした\(^o^)/
2Lだとかなりすくなくコスパはよくないです
肥料成分が含まれているので本来あまりよくないですが、安いときに買いためて小屋に置いていた培養土を混ぜてかさましすることにしました
アジサイはカッチカチのところに地植えしても意外とがんばってくれたのでこれくらいの試練ならば耐えてくれることでしょう
上の白っぽい土が挿し芽の専用土です
少なかったので表面と茎が刺さる部分にのみ使いました
3、挿し木の管理
しっかりとアジサイの挿し木を入れ込み倒れないように周りの土を固めます
挿し木をした鉢は日当たりのちょうど良く、雨の直接当たらない軒下に置いておきます
挿し木地植えしたときは直接雨があたり周辺の土がえぐれて枯れることが多々あったのですが
ひと手間加えたこの方法がなら大丈夫でしょう
アジサイは2週間から1か月で発根するそうです
しっかり発根する1ヶ月後くらいから鉢を大きく変えていくと良いのですが、季節の都合上、大丈夫そうだったらそのまま地面で頑張ってもらう予定です
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