東光寺の山門額がしばらくはずれます!
多くのお寺には山門額といって各お寺の
”山号”(こちらについては後日コラムで詳しくお伝えしたいと思います)
が書かれた額が入口にあります
山号を簡単に説明しますとお寺の別名のようなもので、仏教が日本に伝わる前の中国ではお寺が山の中につくられることが多く ”その山” の名前で識別されることが多く
山の名前がお寺を指すというのが始まりとされています
後にお寺の数が増えていき、街中や平地に建てられたお寺にも、そのお寺ごとのゆかりの人物などから「山号」がつけられるようになりました
例を挙げると、曹洞宗の両本山は吉祥山永平寺・諸嶽山總持寺
天台宗総本山延暦寺は比叡山延暦寺、テレビにもよく映る金龍山浅草寺などが有名ですね
ちなみに秋田市仁井田の曹洞宗東光寺については「崇源山」が山号です
東光寺にも山門額があり、今の住職が住職になったお祝いの式の時に寄進していただいたものです
光沢があり金箔字できらびやかな反面、経年劣化や日光によるニスのはがれなどにより少し煤けて見えるのが気になっておりました・・・
直接日光のあたるところですし、光の当たり方も一定ではないためどうしても劣化にムラがでてしまったようです・・・
言わばお寺の中心にある顔なのですが、いかんせん巨大な木板なので修復も大変なんですよね・・・
インターネットの上でも・・・
それがこの度、仁井田本町の熊井春美さんのご厚意により修復することになりました
もともと東光寺の山門額は熊井さんのお父さんのご供養のためご寄進していただいたものなのですが、この度の修復では業者さんとの話し合いの末
イメージを一新して落ち着きながらも耐年制のある山号額になる予定です
5月の初めに取り外しが行われ、すでに山門額は業者さんにわたり、6月中には修復が完了して付け直す予定になっております
しばらくは山号額がないさみしい感じになりますが、どうぞよろしくお願いいたします
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