平成29年 青少年教化指導者研修会@モントレ仙台


9月13日は曹洞宗内の研修のため仙台にいってまいりました


秋田市中央部から仙台までは約300km!!


ゆっくりどこかに泊まっていければとおもっていたのですが、お寺も忙しく千秋号で日帰りの弾丸ツアーでした

会場はモントレ仙台という、仙台駅近くのホテルでして東北6県から60名以上の僧侶があつまりました


研修中は個人的に写真を撮影できなかったので悪しからず・・・



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講師には東京工業大学リベラルアーツ研究教育教授・中野民夫先生が来られ


1、対話を通して学びあうワークショップ体験

2、参加型 場づくりの技法『ファシリテーション』とは


という二つのテーマで学習いたしました


ワークショップとは、その言葉自体は工房・仕事場・共同作業場といった意味ですが

「講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく、参加者が自ら参加・体験して共同でなにかを学びあったり作り出したりする学びと創造のスタイル」と中野先生は定義されていました



参考画像・慶応大学講義中のブレインストーミングより

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例として大学などの学習機関や、企業などでも使われるブレインストーミングなどの、次々と皆でアイディアを出し、一人が発する意見を受けるのではなく、多人数で考えをまとめながら過程に変化を求めるといった手法があります


今回の講習では、最初にランダムにマッチングされた僧侶の方と二人でペアになり、その方と1:1でお話をしながらエピソードを探り、相互インタビューをしながら他己紹介をするというワークをしました


会場に集まった僧侶について考えてみても、それぞれ年齢、出身や修行場所、僧侶になった経緯などはひとりひとり違うため、他己紹介にむけて非常に勉強することがありました


また、今回の講習だけの話ではなく、みなさんも経験があるかと思いますが、初対面だと年齢が分からなかったり、会場内に知り合いがいたりすると新しい方と深くお話する機会がなかったりします


その点、相互インタビューや他己紹介のような、ひとつのゴールがあり、互いに質問するようなフォーマットのワークショップであれば、年齢などの差異を越えてお互いに意見を出し合ったり、深い話を比較的しやすいといった発見がありました





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次に、ファシリテーションについて実践しました


動詞のfacilitateには、促進する・容易にするとあり、中野先生の定義では「人々が集い、何かを学んだり、対話したり創造しようとするとき、その過程を、参加者主体で、円滑かつ効果的に促していく技法」とのことです


こちらについては、ワールドカフェという手法で、僧侶の在り方や課題について意見を交わしました


ワールドカフェの手法では、くつろいだ雰囲気の中で、組織や地域や社会の変革に向け、大切な問いについて全員参加で話し合う方法であり、小グループでの会話を席替えをしながら積み重ねて全体の探求につなげ、必要な知恵をリラックスした雰囲気の中で見出していくというプロセスを行います



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従来のように、一人ひとり意見を順番に求められたり、同調圧力もないので、年齢や地位の壁を乗り越えて自由に各々の自然な考えが集まるといったところが素晴らしい手法だと実感しました



今回の講習では、僧侶以外の講師さんであり、大学教授としてワークショップやコミュニケーションを専門とする中野先生の講義と実践を通して新たな発見がありました



お寺にも不特定多数の人々が集まる場であり、写経会や役員さんの会議、ご法事のあとのお話もそうですが、従来の方法論では一方通行なお話になりがちだったり、若い方にあまり興味をもっていただけなかったり、どうしても”置き去り”のように感じてしまう場面も少なからずあったかと思います



一僧侶として、お寺にきていただく方々やお話の場での「リラックスできる雰囲気づくり」「場づくり」について見識を深める必要性があると感じました




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