施食会の由来
施食会は、ご供養する人のいあに無縁仏や、その他の飢えに苦しんでいる霊に食べ物や水を供養する法会です。そして、その施しの功徳によって飢えの苦しみを救い、魂を鎮め、私たちが生きていることに感謝する機縁を作ります。
いい方を変えれば、多くの命に感謝し、先祖を敬い尊ぶ供養といえましょう。起源は、釈迦十大弟子の一人阿難尊者(あなんそんじゃ)が餓鬼に飲食(おんじき)を施すという説話にあります。施食会を修することによって餓鬼衆を救うばかりでなく、その功徳は人間界・天上界にまで及ぼし「三界万霊」の供養になるとされております。以上のように施食会の供養には、亡くなられた方々の滅罪と追善の功徳があり、また、人々の息災と延命の功徳もあるところから、世の中に広く行われるようになりました。お盆が、両親・祖先への孝順を説くのに対して、施食会は慈悲の心を示すものということができます。私たちは、この孝順慈悲の仏心をもって、その恩恵によって生かされていることを自覚し、人間としての感謝報恩の日々を勤めるよう心掛けたいものです。
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