令和元年11月の山門掲示板「発心正しからざれば 万行空しく施す」
令和元年11月の東光寺山門掲示板です
発心正しからざれば 万行空しく施す <道元禅師 永平初祖学道用心集>
〔意訳〕発心が正しくないと、すべての修行が空しいものとなってしまう
道元の著書『永平学道用心集』の略。1巻。永平寺で修行している雲水たちのために,参禅弁道するうえに心がけるべき大切な事柄 10ヵ条を示した書物。天福2 (1234) 年以降頃成立し,正平 12=延文2 (1357) 年刊行。菩提心を起すべきこと,仏道は必ず行によって証入すべきこと,参禅学道は正師を求むべきことなどが説かれている。
「この道を行くのだという正しい決意を持たないと、何をやっても全てが満足できるものにはならない」という意味
道元禅師が中国天台宗の六祖、湛然妙楽大姉の言葉を引用されたものです
東光寺のホームページをご覧になられている皆様もそれぞれ違った職業につかれて、一人ひとりひとつとして同じもののない人生を歩まれていることでしょう
こちらは道元禅師が僧侶へ向けて示された言葉ですが、皆さまが歩まれている道がちがっていても、それは乗り物のようなもので出発点が間違っていたら行けば行くほど間違ってくるものだと思います
だからこそ初心、物事を決意した心が非常に大事なんですね
こちらは11月の山門掲示板ですが、記事を更新しているのが11月30日・・・
あとでやろうあとでやろうと思っていたら11月終わりに差し掛かるところです・・・
”発心正しからざれば 万行空しく施す”
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