失敗しない亀の冬眠
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紅葉も終わりに差し掛かり朝晩はとても冷えるようになってきました\(^o^)/
庭にある ドウダンツツジ マメツゲ(豆黄楊)は常緑樹で間違いでした も真っ赤になっています
当山の30歳ぐらいの亀
先週まで日中は温かくなることもあり、水槽の中で運動する姿を見られたのですが最近は隅の方でじっとしています
気温が上がったときにエサをあげてみるのですが、まったく食べる様子はありません
水槽の下の方にそのままの形でのこっています
これは病気になったというわけではなく、毎年11月ごろになるとこんなかんじです
私たちは寒くなってもご飯をたべないといけませんが、カメは寒くなるとなにも食べなくなるんですよね・・・不思議
種類や飼育方法によっては冬季も暖房をつけたり温かい部屋に置く場合もありますが、東光寺では毎年冬眠させています
少し早いですが今回はカメの冬眠をご紹介したいと思います
使用するのは横40cm×縦20cm高さ30cmほどの発泡スチロールケース
かなり年季が入っていますがどこかのスーパーからもらってきたものでしょう笑
ケース上部には空気孔として穴を開けて、間違って捨てられないように油性ペンでかいています
まずはケースの6割ほど土を入れます
お庭の土でも良いですが、カメが潜りやすいような土の方がベター 今回は大量に買いすぎてあまってしまった園芸用の柔らかい土をつかっています
次に落ち葉を集めてふかふかのベッドを作ったら上にカメを乗せます
水分はビチャビチャにしすぎると全面凍結の恐れがあり、少ないと乾燥に耐えられず大変なことになるのである程度確保します
この時人の手でカメを土の中に無理やり埋めると窒息してしまうことがあるので、準備がととのったらカメが自発的に潜ってくれるように促します
カメが潜ったならば蓋をして強度のあるひもで十字にしっかりと封印
成熟したカメの力は意外に強く、来年の春に起きてきたときに脱走しないようにするためです
冬眠容器は温かすぎず、凍結のしにくい屋内に安置、脱走対策に重いものを容器の上に・・・
屋外だと猫やその他の動物からちょっかいを出されたり、雪国だと完全凍結の心配があるのでおすすめしません
冬眠完了!!!!
これで次回カメに逢うのは来年のゴールデンウィーク前
表情に乏しく鳴くわけでもないのでイマイチつかみどころのないカメですがとってもかわいいですよ