東光寺のなでぼとけさま


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今回は東光寺の本堂西側にいらっしゃる なでぼとけさま について書こうと思います


東光寺では、位牌堂にはいっていく導線にあるせいかお盆やお彼岸のお参りの際に撫でていかれる方が非常に多いですね!


それでは・・・


なぜ仏像は一般的に触れることができないのに、なでぼとけさまは触れてよいのでしょうか?



住職が書いた説明文

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正しくは賓度羅跋囉惰闍(びんどらはらだしゃ)という十六羅漢の第一尊者です。

古くから病気平癒の信仰があり諸寺の外陣に安置され「おびんずる様」「なでぼとけ様」として親しまれ崇敬されています。おまいりのみな様は、あらためて

お釈迦様の教えにしたがって生きていくことを固くお誓いし、諸事祈願してください



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釈迦仏がコーサンビーに在したある時、王は彼を尊重し、常に住して求法問訊した。ある時、賓頭盧尊者が起立して王を迎えなかったことを、不信楽のバラモンの大臣が見て悪心をもって王に告げると、王は「明日、まさに往くべし。もし起立せずば賓頭盧の命を奪うべし」といった。翌朝、賓頭盧尊者がはるかに王が来るのを見て便ち遠く迎え、先呼し、「善来大王」といった。王は「昨日はなぜ立って迎えなかった」と問うと、尊者は「汝の為なり」と答えた。王は「何が我が為か」と問うと、「昨日は善心をもって来られたが、今日は悪心をもって来られた、もし我が立たなければ、まさに我が命を奪うだろう。もし我が命を奪えば地獄に堕す。もし立って迎えれば、汝は王位を失うであろうが、もしろ王位を喪失しても地獄には堕させん、と考えたので起立して迎えた」と答えた。王は「いつ王位を失うのか」と問うと、「却って7日の後に必ず王位喪失す」と答えた。王は驚いて帰り、城を修治し集兵し警備した。しかし7日を過ぎても敵が現れず、尊者の言を否定し多くの采女(うねめ)と船に乗り遊戯したが、慰禅王国の波羅珠提王に捕えられ、7年間も禁固されたといわれる。


仏が成道して6年後、ラージャガハ(王舎城)において、賓頭盧が白衣に対し妄りに神通を現じて外道の嘲笑を招いたので、仏より、軽々しく神通を示現することを止めるように叱責された上、閻浮提(えんぶだい)に住することを許可せず、往って西瞿陀尼州(西ゴーダニーヤ州)を行化しせめられた。のち、閻浮提の四衆の請により、仏が賓頭盧の帰るのを許すも涅槃に入ることは許さなかったことから、永く南インドの摩利(マリ)山に住し、仏滅後の衆生を済度せしめ、末世の供養に応じて大福田となるといわれる。


賓頭盧は十六羅漢の第一に挙げられ、1000人の阿羅漢を所属し、西瞿陀尼州(西ゴーダニーヤ州)に住すといわれる。


奈良・東大寺のお賓頭盧さま(外にあるため風化しておりとても大きいです)

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なでぼとけさまはお釈迦さまのお弟子の一人で、神通力にすぐれていたそうです。
しかし、みだりに世間の人に神通力を用いたため、お釈迦さまから叱られて涅槃を許されず、お釈迦さまの滅後も衆生を救い続けるとされています


昔から体の悪いところとなでぼとけさまの体の部分を交互に撫でるとその部分が良くなると考えられていたようです



東光寺なでぼとけさまは、お檀家さんが頭巾を縫ってくださったこともあり、特に「頭がよくなるように」と撫でられる方が非常に多いですね('ω')

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