category: 山門掲示板 1/1
令和5年3月の山門掲示板「体を真っすぐにして息を調えて坐れば心も真っすぐ素直になるこれが幸せになることなんだ」

春のお彼岸がある3月は永平寺七十八世貫主を勤められた宮崎奕保禅師の言葉から坐禅に対する解説の本は昔から今まで多数ありますが、宮崎禅師のこの言葉はとても分かりやすく暖かみがあって好きな言葉です永平寺78世 宮崎奕保禅師宮崎禅師は幼いときにお母さんと生き別れ、お父さんも病気で亡くされわずか11歳のときに縁があってお寺で生活して僧侶になりました兵庫県加古川市の福田寺に住み込みで修行し、大学卒業後、住職となり...
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令和5年2月の山門掲示板「禅とはあるがままの自分を取り戻し幸せに生きる方法」

令和になってから早や5年がたちまして、2月の山門掲示板は、以前書籍紹介で紹介した曹洞宗僧侶の中野東禅老師の言葉から【書籍紹介】図解 早わかり! 道元と曹洞宗:一行三昧──ムダに考えない。ただ坐る<中野東禅著・三笠書房 (2014/4/21)>「禅」を解説した書籍や言葉は数多くありますが、中野老師のこちらの言葉は端的かつ分かりやすくてお気に入りの一つです老師の本はとてもわかりやすくてKindle Unlimitedにもありますのでぜひ...
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令和2年4月の山門掲示板「演じない。飾らない。そのままでいられる人ほど 大切な存在」

4月の東光寺・山門掲示板はちょっとかわったところから・・・・演じない。飾らない。そのままでいられる人ほど 大切な存在ちょっとほんわかした言葉ですが、サンエックスからでているすみっコぐらしの毎日が幸せになる禅語の「拈華微笑」のページから頂かせていただきました「拈華微笑」についてはのちのちご紹介させていただくとして個人的にはお釈迦様のうまれた4月にとって、天上天下唯我独尊にちかいのかなと思いました一発...
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令和2年3月の山門掲示板「春彼岸菩提の種をまく日かな」

2020年の春のお彼岸も無事終わりました3月の東光寺・山門掲示板は春のお彼岸にちなんだ言葉です春彼岸 菩提の種を まく日かな調べてみるとこの歌の作者は松尾芭蕉だったり与謝蕪村だったりと色々な説が流れていますが江戸時代の俳人・馬場存義の歌が元だという説が確かですけふ彼岸菩提の種も蒔日かな(題「義仲寺、翁の塚にて」の5句目) 『古来庵発句集前編』、鈴木勝忠・白石悌三校注『古典俳文学大系11 享保俳諧集...
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令和2年2月の山門掲示板「脚下照顧」

令和2年 2月の東光寺山門掲示板最近NIKE社が開発したマラソンシューズが話題ですが、私たちの足下、履物に関連する禅語です曹洞宗の大本山、永平寺、總持寺にも、仁井田の東光寺も含め多くのお寺の玄関に脚下照顧と書かれた木の板があります禅語の中でも有名な言葉で会社や学校の標語になったりもしていますね孤峰覚明脚下照顧(きゃっかしょうこ)脚下は足もと、照顧はよく見て確かめる、或いは、行いを反省して一つ一つ顧みる...
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令和元年12・1月の山門掲示板「日々是好日」

令和元年12月~1月の東光寺山門掲示板です日々是好日 <雲門文偃和尚>この言葉は中国の唐未から五代にかけて活躍された禅僧の大家、雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の言葉です雲門文偃禅師はその生涯を通して簡潔な語句を駆使して自由闊達に禅を説きました日々是好日は樹木希林さんの映画の題名にもなっているほど、禅語の中でも特に有名な一句字面だけでもなんとなく意味は伝わりますし、皆さんもご存知の方がいらっしゃるの...
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令和元年11月の山門掲示板「発心正しからざれば 万行空しく施す」

令和元年11月の東光寺山門掲示板です発心正しからざれば 万行空しく施す <道元禅師 永平初祖学道用心集>〔意訳〕発心が正しくないと、すべての修行が空しいものとなってしまう道元の著書『永平学道用心集』の略。1巻。永平寺で修行している雲水たちのために,参禅弁道するうえに心がけるべき大切な事柄 10ヵ条を示した書物。天福2 (1234) 年以降頃成立し,正平 12=延文2 (1357) 年刊行。菩提心を起すべきこと,仏道は必ず行...
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令和元年10月の山門掲示板「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪冴えて 涼しかりけり」

令和元年10月の東光寺山門掲示板です春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪冴えて 涼しかりけり <道元禅師 傘松道詠集>〔意訳〕春になれば花が咲き、夏にはほととぎすが鳴き、秋には月が美しく、冬には雪が降って身がひきしまる曹洞宗を日本に伝えられ永平寺を拓かれた、道元禅師の傘松道詠集のなかの一句です。この歌は道元禅師が45歳から54歳にかけて、折にふれて詠まれた和歌60首を集めた『傘松道詠』におさめられているもの...
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